代表メッセージ
沖縄初『お墓ディレクター』の資格を保持。弁護士、司法書士、税理士、一級石材施工技能士とも提携
まず直面したのは『県内に放置されている無縁墓をどうするか』という課題でした。「無縁墓は持ち主がはっきりせず、再開発の障壁となります。これで悩む地主さんが沖縄にはとても多い。それを解決すべく、調査及び法的手続きやお墓の移動などを行っています。お墓を放っておくことは、将来的に無縁墓となるため、未来に課題を残してしまうことにも繋がるのです」
例えば、那覇市内の一等地にある無縁墓群。約300基中250基が持ち主不明という状況。そこで行った調査が、まさに地を這うような作業でした。お盆や清明、土日に現場でテントを張り、来る方をじっと待ちつつ、現れたら声がけして一基ずつ持ち主を確認していったのです。
ですがこの調査は、強制的な取り壊しを避けられ、移築もスムーズに行えることから、お墓の持ち主にもメリットがあり、非常に感謝されたそうです。
そして、お墓に関する多様なお悩みに応えるべく、弁護士、司法書士、公認会計士、一級石材施工技能士の協力で、あらゆるご相談『ワンストップ』で解決するシステムを築きました。「お客様のお悩みは決して建てることだけに限りません。法的な課題、相続問題、税務処理など多くの作業が発生します。ただでさえ、不安な時期ですので少しでも心の負担を軽減したいのです」
糸数さんは多角的なサポートを実現するべく、沖縄県内で初となる『お墓ディレクター』の資格も取得。お墓に関する幅広い知識と教養を基に、安心・満足のお墓づくりをお手伝いしています。